第14回定時会員総会のご報告

第14回定時会員総会は、3/22(土)11時から13時まで、麻布台の当協会事務所において直接参加及びZOOM参加の併用で開催されました。
今回の総会は議案が3件あり、また、会費の値上げという会員に直接関わる議案もあったため出席会員数も88名(うち議決権行使書提出者が85名)と多数に上りました。このことは、会員の方々が日頃から当協会の事業運営に関心をお持ちになり、またご理解・ご協力を賜っていることの現れであると考えられます。
議決権を有する会員数及び定足数、当日の出席状況等は以下の通りです。
  ・議決権を有する正会員数:110名、(総会成立のための定足数(正会員数の過半数):56名)
  ・当日の出席者:88名(事務所参加9名、ZOOM参加9名、議決権行使書提出者85名)
   《事務所参加者及びZOOM参加者の計18名のうち、15名は事前に議決権行使書を提出済み》
会の冒頭、議長(藤田幸久会長)の提案により、参加者全員で本年1月にご逝去された会員と元会員(英国出身)の方に対し黙祷をささげた後、議長から次のような挨拶がありました。
「世界のIC団体の現況を見ると、英国でもスイスでも財政的に大変厳しい状況にある。私ども日本でも大変に厳しい状況にあるが、これは考えようによっては自己改革の良い機会が与えられたと捉えることもできるのではないか。昨年からの1年間は、大変厳しい財政状況の中を多くの方々のご厚意・ご協力を賜りながら現在に到っている。このような状況の中での大事な総会なので、是非皆様のお知恵を頂きたい。」
続いて議案審議に入り、第1号議案「第13期事業報告書及び決算書類承認の件」、第2号議案「個人会費年額改訂の件」第3号議案「会費収入の全額を法人会計へ繰入れ可能とする件」がそれぞれ審議され、以上の3件の議案については、すべて圧倒的多数により可決されました。
この後、第14期事業計画書並びに予算書の報告があり、この日の第14回定時会員総会を終えました。
第2号議案の可決により、個人正会員の年会費が現行の6000円から8000円に改定され、個人賛助会員年会費が現行3000円以上から4000円以上と改定されました(法人賛助会員年会費については現行通り)。
また、第3号議案の可決により、会費収入の使途として、現行は法人会計に50%以下を使用できると規定されているところ、法人会計に100%繰り入れることが可能となりました。これにより、資金繰りの逼迫・枯渇のリスクへの備えが厚くなりました。
今回の会員総会の結果を受けて、役員一同、今後も会員の皆様と力を合わせて当協会の財政危機を乗り切り、さらに前に進んでまいりたいと存じます。
今後とも皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

以上